国会議員が下品な発言をすることは問題として指摘されるべきですが、それが選挙で選ばれた国民の責任というわけではありません。選挙というのは、有権者が最も適切な候補者を選択することを目的としていますが、それがうまくいかない場合があります。
例えば、有権者がどのようなキャンペーンを展開している候補者に投票するか決める場合、それがその候補者が実際に政策を実現する能力や倫理的行動に影響することはありません。また、選挙における情報の不足、あるいは偏向された情報伝達も問題です。これらは選挙のプロセスにおける問題点として考えられ、国民全体の品性下劣というような判断はできません。
国会議員が下品な発言をすることは、彼ら自身の品性とともに、政治的な問題としても問題視されるべきです。しかし、それが国民全体の品性の問題と結びつけることは適切な議論ではありません。