大衆が権力者や資本家に搾取されることは、経済史の中で度々発生していますが、現代の民主主義社会では法の下の平等が基本的な原則として認められています。また、現在の社会ではさまざまな社会保障制度が整備されており、貧困を訴える人々に対して援助をする取り組みも行われています。
しかし、働かずに生きている人々が政府や自治体にゆすりやたかりをしていることは、道義的にも合理的にも望ましいとは言えません。社会保障制度が整備されていることによって、いたずらに税金を浪費することは、本来、他の人々に迷惑をかける行為であり、正当化できるものではありません。